最初に、この記事は小宮昇先生の 傾聴術 ひとりで磨ける’’聴く’’技術と
プロカウンセラーが教えるはじめての傾聴術を参考にして
(たかけんって誰?)が作りました、以上です。(ヒゲワシ)
こんにちは、プロカウンセラーの
(聞く技術と初めての傾聴術を読んだだけ)
ヒゲワシです。
受け入れる事の大切さを再度勉強した授業いかがでしたでしょうか。
今回は傾聴は3段階あるという事をお話しさせて頂きます。
基礎の1限目の授業も下に貼っておきますね。
人は大きな節目に大いに悩み苦しむ事もある。
この勤務中聴く力が試される場面に遭遇しました。
完璧ではないし答えの無い世界ですが
ある程度成果を出せたかなと思いました。
この勤務中、聴く力で自分なりに成果が出せた場面に遭遇しました。
やった事は
①ひたすら話を聞く
②心をニュートラルにしてあげる
③選択肢を広げる
④相手を受け入れる
上記にはその人との信頼関係が無いと駄目。 信頼関係がある人なら助ける事は出来ると確信しました
自分が経験したことをまとめました。
働く上で人はどうしても困難に直面する。
その時に相談されたりする事もありますよね。
どういった対応をするかって凄く大切だと思います。
事例は加工してありますがご了承ください。
事例と登場人物
Fさん:今回の相談者、たかけんと同じくらいのベテランでたかけんと同じ部署で働いている。
たかけん(焼酎):ブログの管理人、Fさんとの付き合いは長い。
Fさんは通常勤務でたかけんは交代勤務。
会う日は限定されますが一緒に仕事する事もあります。
付き合いは長くお互いの性格や経験を知っているので
信頼関係はある程度あります。
先日、休憩時間前に少し雑談する事があり
「面談してきたがこれからどう進んだら良いか迷っている」と話していました。
週末までに、キャリア形成の選択を迫られているようでした。
Fさんは真面目で業務としっかり向き合う事が多く
しっかり考えられる方です。
いつも休憩はバラバラにいくのですが
今回は一緒に行きましょうと言われました。
この時に相当考えているなと思い業務を片付け一緒に休憩に出る事にしました。
休憩室で話をされたのは
①交代勤務に入るか
②違う部署
にいくかという事でした。
話の中で考えて行動した事
ここでたかけんが考えて行動した事は下記の4点でした。
①ひたすら話を聞く
②心をニュートラルにしてあげる
③選択肢を広げる
④相手を受け入れる
①ひたすら話を聞く
大切な事は相手に的確なアドバイスをする事ではありません。
話し手は誰かに寄り添ってほしい
それ故に話しているのです。
対面という気持ちを共有しやすい場面で。
こかさんのブログに良い記事がありました。
対面で話す事の強みが書いてありました。
また、一見価値がなさそうな他愛もない会話も、こころとこころを通わせるには必要ですね。
対面で話すメリットは?気持ちの共有・笑顔の共有より引用
楽しみを共有する時も寄り添ってほしい時も
相手の事がわかる対面の強さ
今は相談の形式も増えたけど対面は強いなと思っています。
②心をニュートラルにしてあげる
相談者が悩みで思いつめている時判断の仕方に悪影響を与えます。
自分で答えを出す導きをするのが傾聴意味だと思うので。
そういう時に必要なのは寄り添う言葉
大変だったね、そうなんだ、といった言葉。
勿論、口だけは無く本気で言う事が大切です。
共感力が必要です。
同情や同感ではないので要注意を。
③選択肢を広げる
Fさんの話した内容は
①同じ部署内で交代勤務に入り生産をメインに従事するか
②別部署で1から覚えていくか
これで悩んでいました、選択肢は2つに思えますよね。
ここって考え方にもよりますが
③:①をしばらくやってから②に行く(金銭面の為)
④:②が金銭的に駄目だったり合わなかったりした場合①に行く
という選択肢もあるよと伝えました。
一方通行ではなく臨機応変にいこうという事を話しました。
Fさんも少し表情が和らいだのが印象深いです。
④相手を受け入れる
Fさんと話していく中で
スキルアップの事が出ました。
本人が考えている事を聞くことが出来ました。
Fさんが望むとおりに進めるのは難しいなと思いました。
その上で否定せず聞いて今の現状をわかりやすく話しました。
Fさん自身も受け入れてくれたようで安心しました。
大切なのはどう思っているかという事、受けいれる事だと思いました。
ちょっと失敗だったかなと思った事
勿論全てが上手くいったわけではありません。
話をしていく中で自分だったらこうするという話をしました。
自分なら②を選ぶといいました。
同時に「しまった、相手を惑わす事を言ってしまったか」と
感じましたね。
ニュートラルな気持ちになってほしいのに
自分の意見をいった事はマイナスになると思いました。
もし同じ場面に遭遇したらここは改善かなと思っています。
大事な事は話し手の決意を応援したい気持ちがある事だと思う。
その話の中で数回伝えました。
どんな決断をしたとしても私はFさんの事を応援してると。
この気持ちが無いと聞く事の醍醐味は無くなってしまいますので…
翌日の勤務中にも「もし、話したくなったらメールくださいね。」と伝えました。
Fさんは感謝しながら「答えは決まっている」と言っていました。
勿論答えを聞く事はせず「了解です、応援しているよ」と伝えて終わりました。
それからメールは来ていません、結論は出たのかなと思います。
どんな結論になったとしても応援したい気持ちに変わりはありません。
ここまで書いたけど、これを実践する為に大切なのは
相手との信頼関係を構築する事だと思う。
信頼関係なくして聴く事は成り立たないので。
Fさんと話をするのが増えたのは復帰した直後に会話してからです。
しばらく戦線離脱していたFさんが黙々と仕事をしていたので
「最近どうですか?」と話をしたところから始まりました。
Fさんの話を聞きたかけんなりに共感したことがきっかけで話す機会が増えました。
このとき話を聞いてくれてありがたいと言われたのが印象深かったです。
無意識のうちに傾聴力が付いたのかもしれないですね。
私を信頼してくれてありがとうとこちらが言いたいですね。
まとめ
今回の思った事をまとめました。
①ひたすら話を聞く
アドバイスではなく話を聞くことが重要です。
②心をニュートラルにしてあげる
相手の心情を考え共感する事
③選択肢を広げる
一方通行ではなく色々な選択肢を自分で作る事を伝えました。
④相手を受け入れる
相手が思う事を否定せず受け入れる
これらを実現させるために
日頃から信頼関係を構築する事が最重要です。
相手を理解し共感し応援する気持ちが大切。
信頼関係をしっかり築きながら進めていきましょう。
少しずつで大丈夫ですので。
コメント