共感、同感、同情、似ているようで意味は違う。そして、傾聴で必要なのは相手の価値観とありのままを受け入れる事

ふむ、確かに。
コノハズク同情の意味はどう思う？

…つまり、憐れむとかそういう事かしら。

ふむ、やはり難しいな。
ヒゲワシ、傾聴力の共感だとどうなんだ？

たとえば話し手から「大切にしていた物がなくなって辛い」と
言われた時に聴き手が自分の大切にしている所有物
僕なら大切にしているもつ鍋の年パスを無くした時の辛さを思い浮かべ
自分の事のように感じることかな。
傾聴を要する局面ではありのままを受け入れるという事で
異なる価値観をもつ人にも対応できるんだね。

同感が入ってくると
傾聴という概念から外れてしまい解決策を
出すのが難しくなるのかなと思いました。

同情って確かに悲しい場面で使われることが多いよね。
傾聴における同情はどうなんでしょうか。

なるほど、傾聴が必要な場面において
一方通行だと傾聴が出来ないな。

！！！
キター、頑張ります♪

若いな、お前ら笑

おうよ、元気だぜ！！（勢い）
ヒゲワシさんはお元気ですか？

…（うん？なんかあるのかな、少し聞いてみるか）
どうかしましたか。
お疲れでしょうか？（詮索せず聞いてみた）

このお題は中々厳しいわね。
それでは、ここから展開していくわよ。

！！！！！
本当なの、それ？
そんな過去が…

…（ヒゲワシさんが受けたダメージを想像してみよう
友人に大金を渡して信じていた友人が裏切ってしまった
これは…つ、つらい＞＜）

ヒゲワシさん、辛かったね
僕もその気持ちわかるよ
そんなことされたら辛いじゃないか
僕だって友達にゲームソフト貸したら
返ってこなかったよ。
うわーん！！！（泣）

コノハズク、すまん。
ゲームオーバーだ。
相手の気持ちに共感しすぎて
自分自身で痛みを感じてこれでは
傾聴から逸脱している。
同じ価値観を持つ事入っている。
客観的に聴くことが出来ていないという事だよ。
「これは…つ、つらい
僕もその気持ちわかるよ
僕だって友達にゲームソフト貸したら
返ってこなかったよ。
うわーん！！！（泣）」
共感ではなく同感だな、これは…

！！！！！
本当なの、それ？
そんな過去が…

…（ヒゲワシさんが受けたダメージを想像してみよう
友人に大金を渡して信じていた友人が裏切ってしまった
これは、辛い…けど、自業自得だよね。
貸したのはヒゲワシさんの意志なんだから）

ヒゲワシさん、それは辛かったね。
気持ちはわかるよ。
だけど、僕が思うにヒゲワシさんの方にも
非があるよ、だから今後はお金の貸し借りは絶対しない事。
以上（ふー、良い聴き手になれたかな♪）

よし、これで大丈夫だ♪

…これはきっついね。
わかった、もう1回やってみるよ。

！！！！！
本当なの、それ？
そんな過去が…

…（ヒゲワシさんが受けたダメージを想像してみよう
友人に大金を渡して信じていた友人が裏切ってしまった
これは、辛い…すべては解らないかもしれないけど
何か思う所があって発言したのだろう。
ありのままを受け入れてみたい）

ヒゲワシさん、そんな事があったんだね。
僕は、ヒゲワシさんの抱えている痛みは解らないけど
辛かったね。（相手を受け入れる）

うん、うん（本来沈黙でも良いと思ったけど相槌を入れました）

…（そっか、自分で考え決めたんだな。）
ヒゲワシさん、共感するよ。
辛かった経験を他の人にもしてほしくない決意
僕も応援します。（相手の気持ちを理解する＝共感）
（相手をありのまま受け入れ、そして認め応援する気持ちと
肯定的ストロークを出しました。）

相手を理解し、受け入れ
価値観を受け入れる、難しい事だけど
傾聴の場面では必要、一気にやらなくてもいい。
少しずつやっていきましょう。